「しかしこの競走は審議」一覧
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カーネーション 2014/5/11

 母の日にちなんで…ってわけでもないが「カーネーション」の話。それも花ではなくて、NHK−BSで再放送やってる朝ドラのほうの話。

 今更ながらだが、最近になって「カーネーション」のサウンドトラックのCDを買った。もちろん2011年秋の本放送中にも買ってたのだが、「2」が出てたのを知ったのが最近だったのだ。

 「カーネーション」は岸和田在住だったデザイナーの小篠綾子さんをモデルにした話。岸和田市民としては当然に放送が始まる前から注目度が高かったわけだが、音楽を佐藤直樹さんが担当すると発表された時点で期待していた。実は、このヒトの作品は元々好きだったのだ。

 実は佐藤さん、テレビドラマのBGMに関しては売れっ子作曲家の1人。最近、この分野では「あまちゃん」で音楽を担当した大友良英さんが注目を集めたが、佐藤直樹さんも、思いつくだけでも「オレンジデイズ」「H2」「龍馬伝」の作曲を担当。このへんは熱心にテレビ見てたな。

 テレビドラマに限らず映画でも活躍。「ALWAYS三丁目の夕日」とか「海猿」シリーズがこのヒトの代表作と言っていいかな。比較的最近では「永遠の0」が佐藤さんの作曲。


 その中でも、ワタシが大好きなのが「シムソンズ」(といっても、そんな映画ご存じない人のほうが多いかもしれないが)。オリンピック日本代表チームの小笠原歩選手も在籍した女子カーリングチームを題材にした青春映画だが、映画としても大泉洋ファンには自信を持ってお勧めできる作品。

 その中の音楽がものすごくイイ曲なのだ。一言で表現するとキラキラって感じ。主題となるメロディーは3つくらいで、後はその変奏曲なのだが、それで雪と氷のきらめきと青春のきらめきが見事に音楽で表現されている。クルマのオーディオにサントラをコピーしてしょっちゅう聞いているが、いまだに聞き飽きない。

 そんなわけで「カーネーション」の音楽にも、かなり高いハードルで期待していたのだが、その期待にしっかり応えてくれるデキ。やはり主題となるメロディーがいくつかあって、後はその変奏曲という構成だが、それで場面の喜怒哀楽を見事に表現している。「カーネーション」というドラマは、主人公の幼少期から始まって92歳で亡くなるまでを描くのだが、同じ嬉しい楽しい場面でも10代と30代と70代では当然ニュアンスが違う。その違いを同じメロディーでも編曲の違いでキチンと表現しているのだ。すごいわこのヒト。


 興味のない方にとっては「誰やねん、それ」って話を続けてきたが、実はこのサイトを覗きに来ていただいている方なら、ドラマや映画に興味がなくても佐藤直樹さんの作品はしょっちゅう聞いてるのだ。何しろ、競輪場で使ってる選手入場曲ファンファーレがこのヒトの作曲なのだから。


年の瀬 2012/12/29

これまで気にならなかったのは、このところ寒い日が続いていたせいだったのか?

数日前、冷蔵庫の下から水が漏れるということがあった。
あれっ?とは思ったが、ぞうきん1枚で吸い取れる程度。すぐ拭いたら、その後水は出なかった。


仕事納めの日、残業無しで帰れたのでスーパーで買い物してから自宅に帰り、買った物を入れようと冷蔵庫の扉を開けた。

「何かかが違う?」
強い違和感を覚えたが、何が起こっているのか気づいたのは冷凍室を開けたときだった。


「この冷蔵庫、冷えてへんやん」


扉を開ければ中のランプがつくので正常に通電している。でも、冷却に必要な機能は全く作動している気配がないのだ。


気づいたときには、冷凍ハンバーグや冷凍うどん等々はすべて自然解凍されていた。
アイスクリーム類が無かったのがせめてもの救いか。
そうか、数日前のあの水は冷蔵庫の中の霜が一気に溶けて出てきたんだ。

思えば、この冷蔵庫は我が家で唯一、20世紀から使っていたシロモノである。修理部品が無いと言われりゃ引き下がるしかない。そもそも、この年末のタイミングで修理を頼んでも、いつ来てもらえるのやら。
仕方なく「関西資本の家電量販店」に走った。


一人暮らしに吉瀬美智子や菊池桃子がCMしてるような立派な冷蔵庫は要らないのだが、我が家で従来使っていた160リットルくらいの冷蔵庫より、デカイ冷蔵庫の方が消費電力少ないのね。ちょっと考えたが、さすがに10万20万するような機種は要らんわ。
54,800円の値札がついたものにした。

出来れば大急ぎで買いたいところではあるが、そこは「関西資本の家電量販店」。そりゃ当然、店員さんに聞きましたよ。「この54,800円って書いてる冷蔵庫、ナンボ?」

スンナリ5,000円引きで手を打つ。配達は年内に間に合うとのこと。やれやれ、えらい臨時出費だが仕方ない・・・。と思いながら駐車場へ戻ろうとすると、こんなPOPが目に飛び込んできた。


「単品で5万円以上お買い上げのお客様、1万円分のポイント進呈!」

 

・・・というわけで冴えない年末になってしまったが、今年のグランプリはせめて冷蔵庫代くらい勝ちたい。


走って来ました、新東名 2012/4/30

 今年の連休前半は、名古屋社杯・・・を通り過ぎて沼津までドライブ。目的はただ一つ、「新東名高速を走ってみる」だけ。

 実は今、新車購入の予定があって既に注文済。「4月の下旬には納車されてるだろうから慣らし運転にちょうどええやろ。」と予定してたのだけど、クルマが来ないという大失態。まあええわ、今のクルマの送別会じゃ。

 岸和田を朝4時出発。渋滞に巻き込まれるのは覚悟だったのだが、四日市とか豊田とか、渋滞で有名なジャンクションが拍子抜けするくらい順調にスルー。まあ、朝早いからね。前日にマップデータを更新したカーナビがちゃんと三ヶ日から新東名高速を指示してくれる。

 さて、三ヶ日から浜松いなさに差し掛かると、道は大きく1回転ループする。新東名が今後、西に伸びたときにここがジャンクションになるんやね。実質的にはここからが本当の「新東名」。

 新しい道路は走りやすい。もちろん舗装がきれいなおかげもあるが、山の中を走っている割にはアップダウンが少ない印象。3車線区間が多くて道路自体も広く感じる。新車だったら、気分よかっただろうけどねえ。

 ゴールデンウィークなのに渋滞もなく順調・・・と思っていたら大混雑だったのがサービスエリア。駐車場が満杯で、高速の本線からサービスエリアへ流入する通路までクルマが並んでいる。サービスエリアのみならずパーキングエリアでも同じような状態。新東名で便意を催してからサービスエリア探してたら確実に手遅れになると思った方が良い。

 やっとの思いでサービスエリアにたどり着いても食事するのが一苦労。"フードコート"ばかりでレストランが無いのだ。混雑時には食べ物を持って席を探すハメになる。(後で調べたら、新東名でレストラン形式(店員さんが席まで料理を持ってきてくれる店舗)は沼津しかないらしい)

 景色は単調。「富士山が近くに見える」とか言うけど、富士山が見えるポイントは限られている。すぐ手前の山にジャマされたり、トンネルに入ってしまったり。なまじ走りやすいだけに居眠り運転要注意だぞ。

 ちなみに、帰りは旧・東名で帰ってきたが、富士山も駿河湾も浜名湖も良い眺め。サービスエリアもゆったり。観光目的なら旧・東名を走ったほうがいい。ちなみにワタシが次に東名高速を走るのは・・・。静岡は車で行ったことがあるが、小田原から東は新幹線やなあ。