あたいの夏休み 1999/8/19
盆休みとは縁のない仕事で連続した休みは取れないのだが、ウチの職場は夏の間に8日間休んでいいことになっている。先週末に入った急に入った仕事もなんとか片づけ、夏休みを確保した。今日はSシだ、待ってろ向日町。
どんより曇った向日町の空、ときおり遠くから雷鳴が聞こえる。そんな空模様のように、今日はレースの方も荒れ模様。5Rで取ったと思った118倍の配当が1着失格でフイになり、ここでキレてしまった。あとは坂道を転がり落ちるようにヤラれていく。
8月19日向日町S級シリーズ2日目 電投54#
9R S級準決勝 発走15:33
3−8が4倍を切っている。ウラの8−3でも10倍程度。売れるなあ>加藤慎平(実はこのレース、後の10Rより売上が多かった)。
だが「1番人気の金田」がどれだけハイリスクかは、わたしには痛いほど分かっている。旭は昨日バンクレコード。そして、もう忘れている人もいるかもしれないが、高田はついこの前の大垣で太田真一を捲っているのだ。先月までA級で走ってた加藤慎平が簡単に勝てる相手ではない。
本命背負う金田=加藤を蹴飛ばし、高田・旭それぞれのラインの逃げ目・差し目・突き抜けの計6点で勝負に出た。どれもいい配当だ。もし3−8に突っ込んで加藤慎平が不発だと金田はトブは車券はヤラれるはでダブルショックになるので、それだけは避けたかった。
レースは加藤が先行するがホームで高田に叩かれる。加藤も抵抗したがやはり高田が主導権。バックで旭が痛烈に捲っていく。
1着4旭 健太郎 2着7西川 親幸 3着2森田 進 4着3金田健一郎
枠番4−5 1960円 車番4−7 5910円
別線のスジは全部買ったが、別線のスジ違いまでは手が回ってない。最悪の結果。
それまで雨粒は落ちてきてもポツリポツリ程度だったのだが、とうとう最終レースの前くらいからハッキリと降り出した。
傘は持ってなかった。
ドンマイ! 1999/6/27
甲子園バンクにどよめきが起こった。着順掲示板に、豪快な数字が並ぶ。
9R 1着6番 2着9番 3着2番
車番 6−9 95470円
呆然としていた。もちろん6−9など持っていないのは当然なのだが、実は9−6なら10枚持っていたのだ。9−6でも240倍。買ったときはワクワクしていたのだが、なぜかウラ目はオッズさえ見ていなかった。意識朦朧とした中で最終レースを迎えていた。
6月27日甲子園普通開催初日 電投58#
10R A級特選 発走16:10
ドンマイ。今日はあくまで原田隆を買いに来たのだ。そう思って今日は朝からずっと小張りにしてきた。まだ手持ちの軍資金は残っている。
オッズ表示は1.9倍で始まった。だが、9Rは客のほぼ全員がヤラレている。多くの客が最終レースは穴狙いに走るだろう。相対的に原田のオッズは上がるはずだ。わたしはオッズモニターの3−7の数字だけを睨んでいた。オッズは思惑通りジワジワと上がっていく。2.7倍まで上がったのを確認したところで有り金1点勝負を挑んだ。
レースは亀井の先行をホームから原田が巻き返しに行く。原田のいつもの競走スタイルだ。だが亀井に抵抗されアウト併走が続く。「やはり1ヶ月のブランクはきつかったのか?」 次の瞬間、中部ラインの強烈な捲りが飛んできた。特進ドリームは終わった。
1着2清水 広幸 2着8中川 貴史 3着1北澤 成司
枠番2−6 2650円 車番2−8 7190円
9連勝なんて滅多に出来んから特進なんだよなあ・・
前期は事故点過多の原田、特進を逃すと11月までA級のまま(たぶん)。これに気落ちせずに頑張って欲しい。これでまだ当分はA級で最も信頼できる選手として、車券で追いかけることができそうだ。今日はずいぶんとヤラレたけどな。
ファン投票はもうお済みですか 1999/6/6
このまえ宮杯が終わったトコやのに、もうオールスターの話。
オールスターのファン投票、例年わたしが投票してるのは「近畿地区の面々と、その足場になってくれそうな中部の先行屋」なのだが、一人だけ関東の選手がいる。
高橋光宏(群馬56)だ
あれはまだ、わたしが競輪を覚えて1年か2年目の頃。いつの特別だったか全く思い出せないが、神山の超人的な上がりタイムの捲りをさらに直線高橋が差しきったレースがあって、それが強烈に印象が残っているのだ。「逃げた神山でもなかなか差せんのに。捲った神山を差せるんは光宏だけやあ」と魅了されてしまった。それ以来、彼にだけはずっと投票している。
1998年9月27日一宮オールスター4日目
11R S級二次予選 3着までと4着6名準決
早朝から現場参戦していた。人気はもちろん神山−高橋で200円台。だが、自分が投票した選手で車券を取るのがオールスターの醍醐味。もちろん金田も澤田も投票してはいたのだが、このときのわたしには、このレースは展開如何に関わらず金田は3着だという確信があった。サイフに残っていた3人の福沢諭吉を、1=9の表ウラ均等に張った。
レースは神山の先行策。中団に岡崎。最終バック澤田がまくり上げるがとても届きそうにない。
「こりゃ、どこまで行っても9−1じゃあ」
まわりの客がうめく。だが、わたしは思わず叫んでいた。
「差せええええっっっ」
1着1高橋 光宏 2着9神山雄一郎 3着2金田健一郎
枠番1−6 1000円 車番1−9 990円
この時のオールスターは、毎レース終了後に、1着をとった選手のウイニングランが行われていた。わたしは特観席を飛び出し、ゴール前の金網にしがみついていた。
「みつひろー ありがとう」
彼は、こっちを向いてちょっとうなづいて見せてくれた。
今年からは、ドリームレースの9人を選ぶことになってしまったオールスターのファン投票。とても9人の中に入るとは思えないけど、今年も彼には投票しておいた。
それにしても、わたしが投票したのは金健、真矢、保文、マエタク・・って、どう考えても死票になりそうな連中ばっかりやないか。せっかく甲子園での開催なのに・・。せめて美千隆くらい何とかならんのか
ちなみに次の特別の寛仁親王牌は彼の地元バンク。また神山を差して見せて欲しい。まあ、今年の宮杯初日に彼が井上貴照を差せなかったのはちょっとイタかったけどな。
オールスターのファン投票は6月17日までこちらでどうぞ。
携帯"着メロ"講座 1999/3/10
いまさらながら、わたしも携帯電話を持ちました。
ずっと「別にそこまでして電話でしゃべる必要ないやん」と、携帯電話に対して冷ややかな目で見ていたんですが、職場のロクデナシ仲間から、
「おまえは、夜電話したらネットで話し中やし、土曜・日曜はどこぞの賭場へ出かけて家におらんし、連絡つかんやないか。携帯持たんかい」
と苦情が来るので・・。
もちろん、携帯には電話投票センターと案内センターの番号を短縮登録して、すっかり競輪客仕様。着メロはもちろんあの曲。「楽譜が解らなくて」とおっしゃる方、1度お試しを。
レ 4分音符 レ 4分音符
ド 16分音符 ド 16分音符
↓ 16分休符 16分休符
下 ラ#16分音符 ラ#16分音符
へ ド 付点4分音符 ド 付点4分音符
16分休符 16分休符
ソ 16分音符 ソ 16分音符
ラ 16分音符 ラ 16分音符
ラ#8分音符 ラ#8分音符
ラ 16分音符 ド 16分音符
ソ 16分音符 レ 16分音符
16分休符 16分休符
ファ16分音符 ファ16分音符
16分休符 16分休符
レ 付点4分音符 レ 付点4分音符
付点8分休符 付点8分休符
・赤字の音は1オクターブ上です
・ホントは出だしの音を「ラ」から始めるとシャープもフラットも出てこずに済むのですが、2オクターブ以内に収まらないので転調してます。
・"付点8分休符"が無い場合は、8分休符でも違和感はないと思います。(・・たぶん)
なお「こんな長いの作ってられん」という方は、こんなんでどうぞ。
ラ 8分音符
ソ 16分音符
ソ 16分音符
16分休符
ファ16分音符
16分休符
ファ16分音符
ソ 付点4分音符
8分休符
ラ 8分音符
ソ 16分音符
ソ 16分音符
16分休符
ファ16分音符
16分休符
ファ16分音符
ミ 付点4分音符
ただし、まわりから白い目で見られても、当方は一切責任を取れないのでそのつもりで。
お目当て 1999/3/7
3月6日、冬期休催開けの福井に来ていた。
基本的にここの競輪場は好きだ。特観は1000円で各席TV付きだし、バックに見える山並みは美しい。一般席も冬でも寒くならないように工夫されている。福井駅からの無料バスも本数多くて便利。まあ、岸和田からだと往復130枚の交通費が掛かるので頻繁には行けないが、旅打ち気分が味わえて、それでいて走ってるのは近畿地区の知ってる選手だから打ちやすい。だだ1つ、車券の相性が悪いことを除けば・・。
6Rが終わった頃、えんど師と初連携。実は2Rから来ていたとか。う〜ん、わたしが今朝家を出る直前にチェックしたときは、このヒトゆうべは朝4時過ぎまでネット徘徊してたはずだが・・元気やなあ
7Rで地元のえんど師は梶原秀庸(大阪77)−四柳慶一(静岡64)の逃げ逃げ車券をゲットしておられたようだが、わたしはウラと1着=3着。どうもこのバンクは傾向がつかめん・・。
3月6日福井普通開催初日
9R A級選抜
1番車の今出隆(福井75期)は、"準決はいらないが初日選抜と最終日負け戦は鉄板"という実に分かりやすい選手。今日は開催初日だから「買い」の日。
これが今日のお目当てのレース。岸和田からの交通費は今出に貰うつもりでいたのだ。真伏が差したら20倍のオッズにはかなり心惹かれたが、「真伏が差すくらいなら3番手から神戸が突っ込むはず」と思いとどまり、今出の頭に大量投票した。
このレースにはもう1つお目当てがあり、それが8番車の金田徹。競輪系HPの中でもリンク張ってるページは少なく、えんど師もご存じ無かった様子。「知る人ぞ、知る」選手。
「ホームページ見てるぞお」
金網越しに声をかけたら、ビックリしたような顔でこっちを振り向いた。こんな声援でも頑張る気になるんかなあ・・。
レースは今出と湯浅の先行争い、主導権は今出が握る。が、主導権取るのにかなり脚は使ってしまっている。
「おい、こりゃ差されるぞ」
隣にいたオヤジが叫んだ。そりゃ困る。あれだけ考えて差し目は切ったのだ。今出なんとか粘ってくれ。だが、レースは思わぬ方向へ動いた。
・・・最終3角、緑色の勝負服が自力で捲ってくる。
1着8金田 徹 2着9鈴木 芳明 3着3渡邉 秀樹
枠番6−6 17240円 車番8−9 78840円 ・・・頑張りすぎじゃあ
金田徹(群馬56期)さま>次回の更新を楽しみにしております。これからも頑張って、勝っても2マンシューくらいで済むようにお願いします・・・
福井くんだりまでヤジ飛ばしに行ったんだから、せめてお義理で100円買っておけば・・、とも思ったが、えんど師に「総流しだと
このあと、取り返しモードの最終レースでさらなる悲劇が待ち受けているのだが、そこまで書く元気がない。えんどさんの日記でみてちょ(涙)