土曜日は、富山記念遠征のつもりだった。
ご存じの通り、皇太后が亡くなったとかで土曜日の公営競技はすべて自粛。富山記念も1日順延。結局、土曜日は掃除に洗濯にと家事をこなして1日を潰してしまった。
日曜日は、地元・岸和田ヒラ。
「今日、和歌山なんか客入ってるんやろか?」
「そら、ガラガラやろ。このへんの大阪の客が、和歌山行かへんのに」
「はっきり言うて、あんなバアさん、わしらに関係あらへんやんけ。中止にせんでもええんや」
「正直言うて、わしコウタイゴウって誰のことか分からんかったで。天皇のおかん(=お母さん)のことやったんやのう。知らんかったがな」
岸和田の最終は、狙った目が予想外の低オッズ。結局ヤラレてトボトボと駐車場まで戻ったとき、ふと気になって携帯をとりだした。まさかと思いながらも、行くハズだった富山の結果を照会した。
11R S級特選
1着8金田健一郎 2着3一丸 安貴 3着7渡邊 泰夫
枠番3−6 3030円 車番8−3 25710円
次の総選挙、自民党には投票しない。
記念は6日見たい 2000/6/8
今、日自振が競輪改革についての意見を公募している。公営競技に限らず行政の施策全般について、検討中のモノが案の段階で公表されることは滅多にないことで、客の意見を公募すること自体は評価したいと思う。だが、案の中でどうしても"記念4日制"が引っかかる。減らして欲しくないのだ。
確かに記念の全国発売は悪くない。自分のようなコテコテの競輪客は「負けが増える」とボヤきながらもつい買ってしまうだろう。だが、4日制にして欲しくないのは別の理由がある。
現在、競輪場に通っている客が「初めて競輪場へ行った日」ってのは、大抵がS級戦ではないだろうか。そういうわたしも、初めて車券を買ったのは地元の記念だ。記念の日数を減らすと、ただでさえ少ない新規の客が減ってしまう気がするのだ。
今年度から特別の決勝戦が日曜日。中には「ウチは平日に決勝戦をやらせてくれ」と通産省まで直訴する施行者もいるらしい。確かに既存の競輪客にとっては、予選は土日にナマで見た後、準決・決勝は電投の方が車券の購入額はデカくなる。だが自分は日曜日決勝に賛成だ。記念や特別は単に売上を確保するだけではない。新規客獲得の最大のチャンスなのだ。そのことを、もっと施行者サイドの方々に意識して欲しい。
今月下旬は甲子園記念があるのだが、これが6日間ともド平日。ヒドすぎる。平日の方が場外発売の調整がつきやすくて売上が確保できるのかもしれないが、今年の甲子園は新規客の獲得を放棄してしまったことになるのだ。
どうしても記念4日制でやるなら、せめて日程調整はキッチリして、土日を絡めた開催にして欲しい。単純に考えれば1年間は52週間、全国50場でも計算は合うのだから。
・・てなことを考えながら応募してみたのだが、どうなることやら。とりあえず、携帯ストラップなんぞより、ちょっとでも客の意見を取り入れてくれるほうがよっぽど嬉しいことだけは間違いないのだけど。
10R 1着1番 2着6番 3着5番
車番1−6 17940円
荒れて終わったびわこヒラの最終。1=7を本線に、1番車から勝負だったが6番は持ってない。併売の宇都宮最終は取り返しモードで挑むハメになっていた。
宮杯を目前に控え、今日のびわこは盛りだくさんだった。中盤には中野浩一と井上茂徳のトークショー。終盤は宇都宮記念準決を併売。中野と井上の話は、宮杯の想い出話から福井ふるダビで2人が競った時の話、今年の宮杯の優勝者予想(井上茂徳は三宅伸が優勝すると豪語していたが)など。まあ、よそでも喋ってる内容だろうがなかなか面白い。この2人、すっかり漫才がうまくなったな。きっちり締め切り5分前までに話まとめて車券買う時間を確保するあたりは見事なもんだ。
しかし、5分間では車券を買うヒマはあるがキチンと予想するヒマはない。手持ちの軍資金はあっという間に底をつき、今日は途中から電投で打っていた。
5月21日宇都宮記念前節 電投24#
11R S級準決勝 発走16:20
どう見ても尾崎が逃げて山田がひと捲り・・としか思えない番組。山田の後ろが競りだが、この2人で競ったら両方チギれるだろう。9−1しか入らん。そう思えた。
あと西郷が妙に点数を持っているのが気になったが、社杯の初日にコケてから直近4ヶ月で3場所しか走ってない上、その3場所の内の2場所が千葉ダービーと西宮。この点数はバブルやろ。
500円ほどしかツカない9−1で、今日のリセットを狙った。
山田が前受けして西郷が中団。後ろから尾崎が前を叩いて先行、ここまでは予想通り。だが最終ホームで西郷が山田より先捲り、郡山が番手絶好・・・。
1着7郡山 久二 2着9山田 裕二 3着1須田 雄一
枠番5−6 690円 車番7−9 3450円
宮杯に備えてのびわこ参戦だったが大敗に終わった。いや、コッチの9Rは取ったからびわこのヤラレは大したこと無い。宇都宮でヤラれただけだ。などと考えながら駐車場まで戻ったとき、ふとあることを思い出した。あわてて携帯を取り出し、自分の投票を照会した。
びわこの最終、自分は本線の1=7を枠番で買っていたのだ。車番1−6なら代用で当たってるやんか。何も取り返しモードで宇都宮に突っ込む必要はなかったのだ。
本番は、絶対勝って帰ってやる。