家族 2008/1/20
今日は冷え込む。
天気は午後からぐずつき、とうとう小雨が降り出した。大阪でも夜にはこの雨が雪に変わるという天気予報。ほとんどの客は暖房の効いたところへ避難してしまい、スタンドはガランとしている。
そんなスタンドに、競輪客とは明らかに雰囲気の違う人たちが現れた。
40〜50歳台の女性数人と中学・高校生くらいの家族連れ。家族と言うより親戚一同という感じ。競輪客らしくない一団が発走台近くの金網に張り付いた。
1月20日岸和田F2最終日
9R チャレンジ決勝 発走14:30 枠車 名前 歳 府県 期 脚 得点 逃 捲 差 ク B 11西本 直大 24 大阪 92 A3 逃 75.80 7 0 0 0 14 22中野 彰人 20 和歌 93 A3 逃 00.00 今回デビュー戦 33寺田 信彦 21 大分 92 A3 逃 87.83 6 5 1 0 6 44浮田 朗 42 岐阜 56 A3 追 73.41 0 0 1 1 0 5西尾 朋之 44 兵庫 57 A3 追 75.24 0 2 3 1 0 56宮崎 琢也 39 大阪 62 A3 追 68.16 0 0 1 0 1 7中垣 輝光 46 福岡 47 A3 追 76.47 0 0 2 2 0 68中村 郁彦 47 和歌 44 A3 追 71.45 0 0 3 1 0 9惠 隆行 38 兵庫 63 A3 両 74.96 0 1 6 1 1 並び ←374 286 165
どうやら今回デビューの2番中野彰人の身内らしい。応援に来たのか。
オッズは3番寺田信彦が大本命。92期の卒記優勝、12月までのF2戦でも決勝に乗ってるヤツが今月からA級3班だけを相手に走ってるんだから強いに決まってる。しかし中野も身内の前で格好悪い競走はできんやろ。中野から買ってみた。
レースは最終ホームからカマした西本の番手に中野がハマる。寺田は後方。中野絶好の展開。最終バックで番手捲りに出た。
中野、番手捲り不発。
1着3寺田 信彦 2着7中垣 輝光 3着1西本 直大
2車単3−7 460円 3連単3-7-1 2,610円
仕掛けるタイミングが早すぎるように見えたが、そのへんが経験のなさなんやろ。今日はしっかり反省してくれ。
12R A級決勝 発走16:14 枠車 名前 歳 府県 期 脚 得点 逃 捲 差 ク B 11石丸 博己 44 福岡 51 A1 追 92.28 0 0 1 0 0 22三和 英樹 38 滋賀 69 A1 逃 100.65 4 6 1 0 12 33千原 洋晋 31 和歌 78 A1 逃 82.82 12 1 0 0 19 44山本 宏明 29 徳島 83 A1 両 82.46 0 2 1 0 0 5長谷川 裕 36 愛知 71 A1 追 87.80 0 0 6 1 0 56吉田 喜一 41 岐阜 58 A2 追 77.60 0 2 6 3 1 7近藤 直幹 34 徳島 75 A1 追 85.17 0 0 4 1 0 68片山 慎二 38 大阪 65 A2 逃 78.29 5 2 1 0 9 9三村 学 34 岡山 73 A1 追 91.85 0 0 9 1 0並び ←2918 47 356
選手紹介で、突然子供の声が響いた。「ピンク がんばれぇ」
今度は8番片山慎二の身内かよ。
三和の番手を主張できる構成なのだが「競りはできないし自力」のコメント。別地区の逃げ屋が抵抗するんならともかく、千原や片山と三和ではスピード違いすぎ。千原の先行を三和の捲り、番手・三村がついて行けるかどうかの選択しかない。片山は車券から切った。
レースは大方の予想通り千原の先行。引いた三和の番手に・・・片山が競り込んだ。ありゃりゃ三村が競り負けた。三和の捲りに片山がチギれずに付いていく。
1着2三和 英樹 2着8片山 慎二 3着5長谷川 裕
2車単2−8 3,400円 3連単2-8-5 37,400円
子供の前でウソつくな>片山。
来週の競輪祭は仕事で打てないのだけど、仕事でなくても打てん(泣)。
青森記念参戦記 2004/9/7
青森は良いところだった。
無料バスがどんどん山奥に入っていくのには少々ビビったが、切り開かれた山の中に現れたのは広々と整備された駐車場と立派なスタンドを備えた競輪場。もっと田舎の競輪場をイメージしてたのだけど、頻繁に特別競輪やってるだけのことはある。
特観に入ってみたら1,000円でフリードリンクと予想紙付き。3コーナーにデカいオーロラビジョンがあってとても見やすい。モニターにはオッズだけでなく、ラインの先頭走る選手の比較データとか、終わったレースのゴール前のスピードとか、いろんな情報が流れてくる。
大阪はまだ暑くて家を出たときは半袖一枚だったが、こちらはちょうど良い気候。大阪の最低気温と青森の最高気温が同じくらい。外を歩いても快適。特観のクーラーが少し寒く感じるくらいだった。
9月5日青森記念(G3) 2日目 電投12#
8R 二次予選A 発走14:34 枠車 名前 歳 府県 期 得点 逃 捲 差 ク B 11齋藤登志伸31 山形 80 S1 108.00 1 4 3 1 2 22渡邉 優38 静岡 57 S1 105.37 0 0 4 2 0 33澤田 義和31 兵庫 69 S1 104.10 0 4 1 0 2 44栗原 厚司31 静岡 74 S1 100.86 1 0 0 1 6 5疋田 敏36 愛知 59 S1 105.33 0 0 4 4 0 56高谷 雅彦35 青森 67 S1 99.50 2 1 1 0 5 7渡邊 泰夫35 大阪 62 S2 103.63 0 0 1 3 0 68鈴木 良太27 静岡 86 S2 100.83 0 0 2 1 0 9川口 満宏37 東京 58 S1 109.12 0 0 11 2 0 地乗り ←169 375 428
新聞も場内放送の解説者もこぞって地元ラインを推奨している。「齋藤が先行して高谷」だと。全国で場外発売してるハズだが、それでも1=6に6−9まで売れている。
齋藤登志伸が地元の高谷を連れて先行? そんなもんあり得ない。こんなレースでこそ逃げるのが澤田やろ。確信した。
澤田は昨日のレースで落車。もともとあまり調子は良くない。この日の青森はバック向かい風、先行したらゴールまで粘るのは難しいコンディション。澤田ラインから突き抜けるはず。
3連複で疋田=渡邊泰夫から手広く流した。
レースはやはり、打鐘から澤田の先行。齋藤と栗原で中団を取り合う。最終バック中団アウト併走から齋藤が捲る。自ら自転車を振って抵抗する澤田。齋藤の伸びが鈍る。空いたインを疋田が突っ込む・・。
1着5疋田 敏 2着4栗原 厚司 3着6高谷 雅彦 2車単5−4 40,130円 3連単5-4-6 351,100円
渡邊泰夫はどこ行ったんじゃ?
日曜日と月曜日の2日間参戦してプラスを計上。プラスといっても片道の交通費にもならない額だが、まあ良しとする。月曜日は雨に降られたが、帰りにはビニール傘がタダで配られていた。サービス良いやんか青森競輪場。また来たくなっちゃったなあ。機嫌良く競輪場を後にし、青森空港に向かったのだが・・。
伊丹行き 欠航。
台風が近づいていたのは知っていたが、この時点ではまだ九州の西。無警戒だった。競輪には支障無かったので気づかなかったのだが、青森はこの日、昼過ぎから濃い霧が立ちこめていたのだ。
ネット中継の正しい使い方 2004/8/7
良く言えば、静かで落ち着いた雰囲気だった。
土曜日のヒラ開催の準決日。入場者は3300人で売上が7900万しかない。先月から岸和田で始まったネット中継は非常に評判良いが、あまり売上の足しにはなってないらしい。どうせ自場のヒラより余所の記念場外の方がアクセス多いんやろ。
まだ記念場外と併売だとそれなりに客が入るのだが、純粋なヒラ開催だとこの有様。余所の記念の全レース併売で「自場の売上喰われてる」とか言われるけど、そもそも岸和田じゃS級を売らないと客が入らないんよな。「西のメッカ」なんて誰が言うたんや?
そんな中で、今日集まっているのは、わざわざA級戦を打ちに来るコアなお客。オッズが辛い。ヒネって思いつく買い目はみな安い。「そりゃ買いにくい」って組み合わせで決まっても大した穴にならない。すごい上級者ばっかりの卓で麻雀打ってるような状態でオーラスを迎えていた。
8月7日岸和田F2 2日目 電投56#
10R A級準決勝 発走16:25 枠車 名前 歳 府県 期 脚 得点 逃 捲 差 ク B 11佐藤 嘉修41 愛知 49 A1 追 88.40 0 3 6 0 0 22上土井三昌36 広島 60 A1 追 87.96 0 0 3 6 0 33松本 久33 大阪 67 A1 追 90.53 0 0 12 1 0 44中村 昌弘27 広島 81 A1 先 77.38 3 2 0 0 16 5山下 大輔30 京都 77 A1 追 85.85 0 0 5 2 0 56青木 登49 香川 42 A3 両 72.11 1 2 1 1 3 7家田 真宏33 愛知 68 A1 両 89.33 0 2 2 0 1 68中村 圭志23 熊本 86 A2 先 80.56 3 6 1 0 14 9中条 憲司27 兵庫 82 A1 先 83.83 1 4 1 0 7 地乗り ←426 718 935
我が家にはBフレッツを導入しているので、岸和田の700Kネットライブも快適に見られる。初日のレースダイジェストは全部チェックした。このメンバーなら家田が格上。だが初日の競走はさほど調子良さげに見えなかった。逆によく見えたのが中条、初日の捲り追い込みは非常に良かった。
オッズを見ると、もちろん人気は中部。近畿ラインは松本が売れているが、中条が捲りなら松本は差せない。ネットで選手の調子はチェックした。コアな競輪オヤジ相手に勝てるならITしかない。中条アタマで勝負に出た。
・・・確かに今開催の中条クン、調子は良いと思う。でも、逃げたらあかんやろ。
1着2上土井三昌 2着7家田 真宏 3着5山下 大輔 ・・6着9中条 憲司 2車単2−7 3,150円 3連単2-7-5 42,260円
静岡ダービー参戦記 2004/3/29
新幹線を降りて改札を抜けるとびっくり。「駿府ダービー」の幟旗がずらりと立ち並び、何人ものお姉さんが無料バス乗り場の案内のプラカードを掲げてくれている。
静岡ダービーの最終日。そういえば、一昨年に入院して以来は遠出しても小松島までだったので久しぶりの遠征。静岡へ来るのは全くの初めてだったのだが、全然迷うことなく競輪場へたどり着いた。
着いたのは1Rの締め切り予告が流れる時間。すでに場内は大混雑。さすがに場内売り上げ日本一(たぶん)の競輪場。空いた競輪場に慣れてしまってるので、活気のあるところへくると気持ちが高揚してくるよな。
ほどなく、蝶野師はじめ東の方々と連携。近畿にいては滅多にお会いできない方々にお会いできた。遠征してきた甲斐がある。
1センターに陣取るとオーロラビジョンとゴール線の両方が確認しやすい位置。オーロラビジョンは岸和田と比べると画質が落ちるのが難点だが、画面はすごくデカくて遠くからでもよく見える。そしてその向こうには富士山が雄大な姿を見せてくれる。これは気に入った。
場内の売店が安くていい。競輪場で焼きそば200円は初めて見た。100円、200円で買えるメニューが大充実。これは岸和田も見習って欲しい。
3月28日静岡ダービー(G1)最終日 電投38#
7R 特選 発走13:51 枠車 名前 歳 府県 11後閑 信一33 群馬 22島野 浩司35 愛知 33神山雄一郎35 栃木 44古閑 良介30 福岡 5山内 卓也27 愛知 56三宅 伸34 岡山 7中澤 孝之38 大阪 68友定 祐己25 岡山 9笹川 竜治31 新潟 地乗り ←864 527 319
この時点で神山は通算599勝。このことは多くの客が知ってるようで、600勝の声援が多く飛んでいる。
神山・山内・友定の3分戦では誰が逃げてもゴールまで持つ気がしない。だが、そんなレースで他人を逃がして捲るのが上手いのが神山。神山=後閑の並びなんて悪い思い出ばかりだが、ここは固いやろ。
4倍ちょいほどの神山→後閑の1点に絞った。
レースは最終先行の友定の番手に神山が飛び付き成功。最終3角を友定−神山−後閑で通過。2センターから仕掛ける神山。もう何も起こらない・・・はずだったのだが。
後閑が小倉竜二も顔負けのすごいハンドル投げを見せた。
1着1後閑 信一 2着3神山雄一郎 3着9笹川 竜治 2車単1−3 960円 3連単1-3-9 2,250円
静岡では、レース後にバンク内で勝利選手インタビューをやっていた。それに答えた後閑いわく
「今日は、神山さんの600勝に貢献できればいいなと思ってたんですけど・・」
じゃあ、差すなよ
レース後は、連携いただいた皆様と反省会。地元の方々の番手を追走するしかないんで、すっかりお世話になる。新幹線の都合上、途中で失礼しなければならなかったのが残念。岸和田って田舎なので終電が早いのよ。普通、関東のほうで「岸和田」と言っても、「だんじり」と「清原和博」を出さないと分かってもらえないもんねえ。まあ、今回お会いしたのは、大阪と言えば真っ先に岸和田が出てくる方ばかりでしたけど。