平原の優勝で終わった小松島記念。表彰式での小松島市長の挨拶に吹いた。 「取り巻く環境は厳しさを増しておりますが、競輪事業の存続の方向で努力してまいりますので…」 おいおい、頼むで市長。 私にとって小松島は、近畿地区に加えて、少なくとも記念競輪は現場へ行くのがデフォルトの競輪場。 私が競輪を覚えたころは、岸和田から電車に乗って和歌山でフェリーに乗れば乗換１回で小松島まで行けた。 フェリーも今より便数多かったし、奈良とか琵琶湖より小松島のほうが楽に行けたのだ。 フェリーが徳島行きになり、徳島駅からの無料バスがなくなり、どんどん公共交通機関で行きにくくなっている。 今日も、明石海峡大橋経由でマイカー参戦。 こちらは橋の通行料金が値下げされ、今年は鳴門から徳島まで高速道路が開通。どんどん環境が良くなってる。 南海フェリーは無くなったら困ると思っているので、四国に渡るときはできる限り使うようにしてきたが、 いよいよクルマがないと行けない競輪場になってしまった。 クルマがないと行けないまちって、競輪に限らず取り巻く環境厳しいわな。 高速道路は、さらに延伸される計画があるようで、将来は小松島にもインターチェンジができるらしい。 それまで競輪場残してよね＞小松島市長。でないと、せっかくインターチェンジ作っても、私が使う用事がなくなるやん。
フラガール 〜いわき平オールスター参戦記〜 2010/9/6
オールスターの準決勝は岸和田場外で打っていた。
「決勝戦は岸和田では売らないのでサテライト大阪へ」という旨の告知が何度も流される。だんじり祭の当日は開催できない岸和田、日曜日のサテライト大阪は混むんだろうな。場外へ行くなら和歌山の方が空いていていいかも知れない。
そんなことを考えながら夜行バスに乗っていた。わざわざ電車に乗って場外打つくらいなら本場行っちゃえ。大阪からの直通バスは取れなかったので、東京まで夜行バスで、いわきまでは電車。これでも１Ｒ発走に間に合う。
たどりついた競輪場は･･･ 話には聞いていたが、すごい空間じゃないか。
映画にもなったハワイアンリゾートのフラダンサーが出迎えてくれた場内。ウワサのバンク内から観戦できる客席はもちろんだが、通常の観覧席もきれいに整備されていて空調完備。特観席が窓際の１列分しか座席がないというのはオールスターでは競りがキツ過ぎたが、普段なら十分なのかも。
バックの内側はウッドデッキになっていて、そのまま座り込んでも問題なさそう。「30年に１度の猛暑」でなければ、本当に気持ちの良い季節だったんだろうな。
バンクの内側から観るレースは、これはこれで面白い。レース展開全体を見渡すのは難しいけど、それは２センターにあるデカいオーロラビジョンがサポートしてくれる。１つ難点を挙げるとすれば、このオーロラビジョンが枠複と車単のオッズしか映してくれない点かな。３連単オッズをそのまま流しても大丈夫なくらいデカい画面なのに。
場内各所を施設見学していたら、蝶野さん・杉にぃさんと連携。どうやらホヤさんから情報が回ったみたいね。単騎でフラっと行った競輪場でも、こうやって連携して打てるのはホントに楽しい。感謝。
９月５日いわきオールスターＧ１最終日
７Ｒ 優秀 枠車 名前 歳 府県 期 脚 得点 逃 捲 差 ク Ｂ １１井上 昌己 31 長崎 86 S1 両 117.76 ０ ７ ５ ０ １ ２２神山 拓弥 23 栃木 91 S1 逃 118.82 ４ ５ ７ １ 13 ３３山口 幸二 42 岐阜 62 SS 逃 121.85 ０ ０ ５ ６ ０ ４４前田 拓也 36 大阪 71 S1 追 116.42 ０ １ ５ ３ ２ ５兵藤 一也 32 群馬 82 S1 追 120.76 ０ １ ４ ２ ０ ５６坂本健太郎 30 福岡 86 S1 逃 111.91 ６ ６ ４ １ ８ ７南 修二 28 大阪 88 S1 両 122.66 ０ １ ７ ６ ４ ６８松坂 英司 35 神奈 82 S1 追 115.38 ０ ０ ３ ６ ０ ９山田 裕仁 42 岐阜 61 SS 両 117.50 ０ ２ ６ １ ２ ３９ 選手紹介 ←２５８ ６１ ７４
岐阜コンビはなぜかヤマコウが前を回って番手勝負。車券は九州勢が１番人気。確かに神山は後ろが競りで走りにくいだろうが、だからといって九州ラインをそこまで買えるか？。このレースでギアを上げた南、ここは自力発動だ。
大阪勢は南→前田で２車単20倍。前田が差せば30倍以上。せっかく大阪からいわきまで来たのだ。ここで大阪勢で勝負せんでどうする。
レースは神山の先行。番手はヤマコウと兵藤で競って中団を南が確保。最終バックから仕掛けた南が神山を捲りきる。よっしゃ出来たああああ。･･･あれ？
最後に捲り追い込んだ坂本が大阪勢２人を捕らえている。施設見学に気を取られて肝心なことを忘れていたが、いわきって直線長いのね。
７Ｒ １着６坂本健太郎 ２着７南 修二 ３着４前田 拓也
２車単６−７ 5,720円 ３連単６-７-４ 26,340円
決勝戦は山崎芳仁→佐藤慎太郎の地元ワンツーが決まって、いわきバンクは大歓声。その歓声をバンクの内側で聞けたのは良かった。地元で勝ってこんな歓声を受けるなら、そりゃ選手も頑張るやろ。
帰りは「スーパーひたち」で東京まで戻って、羽田からは航空機。かろうじてその日のうちに帰れるが慌ただしいね。いわきでゆっくり打って、ハワイアンリゾートで泊まって･･･ってな日は来るかなあ。
赤いパンツでなくなっても 2009/1/4
年末の平塚、選ばれた１８人が「グランプリ」や「みのり」で高額賞金を争っていたウラで、今年、その舞台から降りた選手達がひっそりと地方のＦ１戦を走っている。
去年から始まったＳ級Ｓ班。初年度は経過措置だったせいか「なんでアンタがＳＳやねん？」って人が何人か混じっていた。失礼だが遠澤健二や豊田知之といった人たちだ。記念や特別で初日特選スタートできるものの、上位ではほとんど連に絡めない。競輪選手って、自分のオッズに万車券が並ぶのってどんな気持ちなんだろう。ちょっと気の毒な気すらしていた。
１月４日岸和田Ｆ１最終日
12Ｒ Ｓ級決勝 発走16:20 枠車 名前 歳 府県 期 脚 得点 逃 捲 差 ク Ｂ １１山内 卓也 31 愛知 77 S1 追 111.40 ０ ３ ７ ０ １ ２２中井 達郎 34 静岡 74 S1 両 114.00 ０ ０ １ １ ０ ３３豊田 知之 41 岡山 59 S1 追 114.38 ０ ０ ３ ３ ０ ４４吉村 和之 31 岐阜 80 S2 両 103.94 １ １ １ １ ３ ５伊藤 正樹 36 愛知 71 S1 両 111.47 ０ ５ ３ ２ １ ５６佐野 梅一 32 京都 78 S2 両 100.87 ０ ７ ０ ０ ６ ７幸田 光博 37 栃木 67 S1 追 111.27 ０ ０ ５ ２ ０ ６８大矢 勝也 42 大阪 57 S2 追 99.05 ０ ０ ４ １ ０ ９山田 幸司 37 神奈 78 S1 追 107.52 ０ １ ２ ２ ０ 並び ←９２ ５１４ ３ ６８７
去年は記念や特別ばかり走っていた豊田のＦ１戦は久しぶり。だが、ここでも車券は中部ラインから売れている。２車単で山内＝伊藤が表裏とも５倍前後。競走得点最上位とはいえ、位置無しの上に直近４ヶ月の勝率３％の豊田からは大きなオッズが並んでいる。
だが、今の豊田の勝率はＳ級Ｓ班での成績。Ｆ１戦ならもっと連に絡む脚はあるはず。年末年始の６日間開催に皆勤賞の私は、一発逆転を狙う必要に迫られている。豊田のアタマから5600円で総流しをかけた。
レースは打鐘４角から佐野の先行。豊田は４番手に切り替えて、山田５番手、伊藤７番手。最終バックから捲った山田に幸田が併せる。空いたインを･･･豊田が佐野と大矢の中を割った。
１着３豊田 知之 ２着１山内 卓也 ３着８大矢 勝也
２車単３−１ 7,650円 ３連単３-１-８ 97,340円 豊田ありがとな〜。でへへへへ。
「（岸和田には３月のダービーで）また来るんで、穴的に買ってください」は、優勝インタビューでの弁。ダービーでは穴だろうけど、Ｆ１戦では本線で狙えそうやね。