結納金の相場は?
結納金は一般的に本人の給料の1/3といわれております。従ってその相場も時流に影響され、各種調査機関において相場は決まっておりません。又世相のほかにもお見合い結婚と恋愛結婚、両者の地域差、両者の親戚関係など洋々な要素が絡んできます。きまるところ、結納は一連の新生活の第一歩となりますので御両親と御相談されて、その総予算から判断をして決めておられるようです。
現在では結納金は100万円(指輪代金を含む場合もありますが)6〜7割で最も多く150〜200万円も1〜2割もおられるようです。
結納の時期はいつ頃が良いでしょうか?
普通結婚式の半年前というのが一般的です。結納から結婚式までの期間に男性側は女性を受け入れる準備をし、また女性側は嫁ぐ為の準備をするわけです。ですから準備が整える期間がはやまれば一月でも三ヵ月でも構いません。
やはり精神的な心の準備期間が女性側の親御さんにとって必要ではないでしょうか?嫁ぐ娘と両親への気持ちを大切にして結婚式を迎えるための期間を考えて、その最初の取決めとしての結納の時期となるのです。
結納の日柄はいつが良いでしょうか?
一般に良く使われる六曜の中で大安・友引・先勝といった日の午前中にします。暦に則してその日が「吉日」です。「六曜」のほかに「二十八宿」「十二直」がありますが全てが揃う「吉日」はそうありませんしあっても双方の日時の都合と合致することはまことに少ないでしょう。 そこで先程の六曜の大安・友引・先勝で土日か祝日の両家の都合が一致する日が結納の「吉日」となるのが一般的な解釈です。
いずれにしても結納はこれから新しく「家庭を築いていく」大切なスタートラインとなる事を記念する日であることを若い人たちと御両家が自覚することが本当の意味であるとおもいます。
結納の場所をどちらにすればよろしいでしょうか?
基本的には女性方(受け方)の自宅で結納を行います。又 結納式を自宅で行い、後に会食を別の所でする場合もあります。もう一方、結納式を含めてホテル・料亭等で行う事とする場合もございます。この場合は本来が結納は女性側が受け持ち、荷物納めは男性側が受け持ちますが、相互交換として折半とする場合もございますのでよく打ち合わせておいてください。
尚折半の場合は今後一連の流れが折半としてとらえることが一般的となります |