要旨 : 結納飾りを飾ると納め方3名・受け方3名が並んで挨拶をする場所が和室一室のみの場合(他は洋室)は洋室にて御挨拶となるのですが、やはり結納が日本のしきたりの為に和室にての両家の挨拶を望む場合の一案です。
進行と口上 :
男性側(納め方) 御結納飾りを車へ目録等を持参して出発。受け方へ其の旨電話。
到着約5分前に再度其の旨を電話で連絡。
女性側(受け方) この時に女性側は従来は家族で出迎え致しますが、御本人(お嬢様)のみで玄関で出迎えます。そして御両親は和室にてお待ちします。其の場合は下座でお扇子を前にして座布団を敷かずにお待ちください。
男性側(納め方) (駐車場への配慮は事前に) 結納飾りを持参して全員到着致しますと、玄関でお嬢様の出迎えを黙礼で受け、そのまま案内で和室へと通ります。
そこで黙礼してすみやかに定位置に扇子を前に座ります。順位は父・母・本人です。
そして受け方は上座 受け方は下座となります。 尚結納飾りは箱に入れて本人の横においておきます。(座布団は敷きません)
*** ここで挨拶となります。
男性側(納め方) 「 本日はお日柄もよろしく、婚約の印として結納の品々をおさめるため持参しました。何卒幾久しくお受け下さいます様、お願い申しあげます。」
* と述べて、風呂敷を取り、広蓋(目録)を受け方が正面になるように向きを変え袱紗を掛けた状態で挨拶して、手渡し致します。
女性側(受け方) 「 幾久しくお受け致します。」
* と述べて、広蓋(目録)を受け取ります。
男性側 「それでは本日持参いたしました御結納飾りをここへ飾らせて頂きます。」
女性側 「どうぞ 宜しくお願い致します。私達は受け書の準備がございますので退座させて頂きます。」
*** 受け方は全員で別室へ
*** 男性側は持参した結納飾りを飾ります。
*** 飾り附けができますと。其の旨を受け方へお知らせします。
男性側の父親と女性側の父親のみで結納飾りを前にして着座します。
女性側父親 「 本日は誠にお心のこもった御結納の品々を頂戴し、ありがとうございました。結納の受書でございます。」
と述べて納め方が正面になるようにして受け書を手渡しします。
男性側父親 「 ありがとうございます。」と述べて受け書を受取ります。
以下は従来と同じ進行となります。
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