4 お役立ちコーナー


    

       4-1 老眼について

    4-2 眼鏡処方箋の読み方

       4-3 運転免許試験の視力合格基準   視力測定無料サービス実施中

       4-4 遠近両用メガネについて

       4-5 気をつけていますか?   視力の変化はあなただけしかわかりません

       4-6 境目のない遠近両用メガネ 「馴れ易さ度」 テストへ

       4-7 レンズ特注加工の種類、 知ってますか?

       4-8 水族館でちょっと休憩して、眼を休めましょう。    癒しの水族館へ
                  (眼の休憩室です。 でも何だか変だなぁ〜?)

                

                  (推奨  水族館は画面最大化でご覧下さい)

       4-9 乱視ってどんな目

       4-10    準備中

                      

     

 

 

 

 

     

   4-1  老眼(老視)について             

 

    遠視 近視 は眼の屈折力が正常より強いか、弱いか、で起こります。

    老眼はこれらとは異なり眼の調節力の減退により起こります。 

    これは加齢現象の一つであってほとんどの人は同年代に老眼になります。

    (調節力は3diopter以下になると近くが見にくくなります)      

    また右上の図のカーブより40〜50才代が急激に進み60才以降は比較的

    安定しています。

    これは老眼は無限には進まないといゆう事です。

    多くの人は老眼鏡が必要になった時、はじめて老眼になった と誤解して

    います。

    60才でもメガネなしで新聞が読めるから若い・・・と自慢するのは如何な

    ものでしょう?

    老眼鏡は必ずしも老化のバロメーターではないのです。

    60歳でメガネなしで新聞を読めれば若いのでしょうか?

    それよりも,もっと楽に物を見る方が大切だと思います。

    ではなぜ60才でメガネなしで新聞が読めたり、40才でメガネなしでは

    読めない人がいるのでしょうか?

    考えて見てください。                     

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  4-2   眼鏡処方箋の読み方

      眼鏡処方箋にはメガネを作る上で必要な情報が書かれています。

           @ 遠用

    、 C  S   D  C   E AX . F PD  
A R   −2.00 D  −0.50 D   180  65 mm
B L  −4.00 D    

      @ 使用目的です。 遠用、近用、遠近両用、など指定されています。

      Aの行 R(右)は 右眼の処方です。     ( )内も同じ意味です。

      Bの行 L(左)は 左眼の処方です。

      Cの列 S(球面.sph)は  遠視、近視、の度数です。

        −は凹レンズ(近視用)、+は凸レンズ(遠視用)の度数です。

        D(Dpt、Dptr)はレンズの屈折力を表す単位、ジオプトリーです。

        数値が大きいほど強度な(屈折力の強い)レンズとなります。

        (S −4.00 D は焦点距離25cmの凹レンズを表しています)

   (近用メガネの場合は凹レンズは近視用、凸レンズは遠視用とは限りません。)

      Dの列 C(円柱鏡、cyl)は 乱視の度数を表します。

        C −0.50 Dは球面(−2.00 D)より−0.50 D強い−2.50 Dを

        表します。 逆に言えば、一番強い方向の屈折力と一番弱い方向の

        屈折力の差が乱視度数と言えます。 −2.00 と −2.50 の差

            ☆  乱視については別途説明の予定です。

      E AX(軸度)は 乱視(経線)の方向を0〜180度の範囲で表示します。

        また図表に直線で表示されている場合があります。

           D欄 が空の場合は当然 E欄 も空になります。

      F PD(瞳孔距離)は 右眼と左眼の間隔です。 単位は mmです。

        近用(老眼)メガネの PD は近くを見る時眼は内側に寄りますので

        遠用メガネのPDより2〜3mm短く指定されている場合が多いです。

      その他 の記号としては

          P(三稜鏡、プリズム)

          Base(基底、ベース)

          ADD(加入度)         などが使われています。

        まさにメガネは ミリ単位 のオーダーメードなのです。

        眼科で戴いた処方箋があれば一度見て下さい。

        自分の眼を良く知ることはメガネを上手に使う為にも大切です。

 

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 4-3  自動車運転免許試験の視力について

      運転には視力だけではなく遠近感(深視力)が大切です。

      私達は左右両目で一つの物を同時に見て車間距離を判断しています。

      いくら視力が良くてもこの機能(両眼視機能)に異常がある場合(斜位など)

      事故を起こしやすいので運転に注意しましょう。

      よく事故を起こす人は一度 眼科で精密検査を受けてください。

      (両眼視機能検査)    メガネで矯正できる場合があります。

      当店では簡易検査をしております。    無料サービス実施中        

 

                                 合格基準   一部省略     

免許種別  両眼視力               備  考

  原付  

 0.5以上   一眼が見えない場合 他眼の視野が左右150度以上で 

視力が0.5以上 

  普通  0.7以上 それぞれ0.3以上 一眼の視力が0.3に満たない場合

または 一眼が見えない場合 他眼の視野が左右

150度以上で 視力が0.7以上

  大型  0.8以上 それぞれ0.5以上で 深視力 検査に合格する事

  (2.5mの距離で平均誤差2cm以下)

 

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  4-4  遠近両用メガネについて

      一口に遠近両用レンズと言っても多種多様あります。

      境目のある遠近両用レンズ (二重焦点レンズ) もその一つですが

      一般には境目のない遠近両用レンズ (累進多焦点レンズ) を指す場合が

      多いようです。 またメーカーによりレンズ設計がそれぞれ違います。

      遠近両用メガネは万能ではありませんが 「馴れればとっても便利です。

      問題なのは 「馴れるか、どうか?」なのです。

      大切なことは どうすれば馴れやすいか? です。

      その為には、まず具体的にどうゆう使い方をするか? です。

      事務をする時使う、会議をする時使う、 パソコンをする時使う

      運転をする時使う など 皆 それぞれ違います。

      そこでお客様に合った遠近両用レンズの選び方やフレーム(枠)の選び方が

      大切となります。

      まず一つの作業(動作)に馴れることにより次第に幅広い作業(動作)に馴れ

      て行きます。 

      またレンズ設計上、初期の老眼から遠近両用メガネを使い始めた方が馴れ

      易いと思います。 (遠用と近用の差が少ないので馴れ易いです)

      お客様が遠近両用レンズの特長を理解し、上手に使うことが馴れる第一歩

      です。

      メガネはメガネ屋さんだけでも作れます、

      でも 使うお客様からの情報なくして決して ”良いメガネ” は出来ません。

      お客様の 視生活 を知ることからメガネ作りが始まります。

 

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 4-5   気をつけていますか?  

  1    眼の異常の多くは視力に影響を及ぼします。

      しかし、私たちは左右、両眼で見ているため片眼に異常があっても気が

      付かない場合あります。

      時々片眼をつむって視力(覚)に変化がないかチェックしましよう。  

 

  2   私たちの眼はとっても、努力家 です。

      見にくいものでも無理に見ようとします。 その結果なんとなく全身が

      疲れる、 肩がこる、 いらいらする、 集中力がなくなる、 など 

      眼と関係ないと思われる症状が現れる場合があります。

   例えば  その1

      初期の老眼の場合デスクワークなどで書類が不自由なく読めるけれど、

      なんとなく疲れやすく感じる場合があります。 軽い老眼鏡を掛ける事

      により無理な調節をなくすことが出来ます。

      目薬や眼の体操などがありますが、まず疲れにくくすることが一番です。

   例えば  その2

      遠視性の子供さんの場合、本を読むのが疲れます。(正視に比べ)

      その結果、勉強嫌い になる可能性もあります。必ずメガネを掛けま

      しょう。

   例えば  その3

      斜位などがある場合、遠近感が一時的に弱くなり交通事故など起こし

      やすくなる場合があります。 

      このように

      自分では気づかない事でも、けっこう、眼が関係している場合があります。

 

  4   片眼がなんとなく、かすんで見える、電灯がまぶしい、屋外より部屋の中の

      方が見やすい、 などの場合は、一度眼科へ

 

  5   眼痛、嘔吐、悪心、頭痛、など、急激な自覚症状が出た場合は出来るだけ

      早く病院へ行ってください。

      急性の緑内障の症状は脳外科や内科の症状と似ている場合があります。

      手遅れになると失明の危険性もありますのでとりあえず、急いで病院へ

      行ってください。  

 

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  4-9  乱視ってどんな目

      乱視とは1点に結像しない(焦点を結ばない)目を言います。  例えば

      今、バスケットボールを上から下に半分に切ったとした場合、上下方向も水平

      方向もカーブ(曲率半径)は同じです。 → 球面

      次にこの半分に切ったボールを上から少し押さえつけた場合、上下のカーブ

      は強くなり、水平方向のカーブ弱くなります。

       (ボールの内面を指でなぞってください)

      即ち、2つの異なったカーブ(曲率半径)を持つ曲面になります。

      今、ボールを角膜(眼の表面)と考えた場合、等距離から出た光は垂直方向と

      水平方向の曲率半径が異なる為1点に結像しません。(2つの焦線を持ちます)

      屈折力の強い方を強主径線, 弱い方を弱主径線と呼びます。

      この二つの屈折力の差が乱視度数となります。

       (参照 眼鏡処方箋の読み方)

      この様な目で障子のサンを見た場合、縦方向のサンと横方向のサンのピント

      の位置は異なってしまうため縦横同時に、正確にピントが合わせられません。

      この様な目を乱視と言います。 乱視は近視、遠視と同じく主に角膜形状の

      屈折異常により生ずるもので特別なものではありません。

       (わずかな乱視は殆どの人にあります)

      正乱視は乱視用レンズを用いて矯正(焦点を結ぶ)します。

      では 乱視用レンズってどうなっているのかな?

      

 

      乱視の分類             正乱視  不正乱視 

      正乱視の分類            直乱視  倒乱視  斜乱視 

      焦線の屈折状態による分類   近視性乱視  遠視性乱視  混合性乱視

      尚 詳しくは リンク集より  「目の事典」へ  

 

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