本文へスキップ

大阪府岸和田市の認定補聴器専門店 藤田ヒヤリングセンターです。

電話およびFAXでのお問い合わせはTEL.072-422-4600受付:AM10:00〜PM5:00/火曜日定休

補聴器について質問形式で説明します

よくある質問

1 : 補聴器を使うと、本当に良く聞こえるの?
2 : 補聴器っていくらぐらいするの?
3 : どんな形があるの? 特徴は?
4 : どんな補聴器がいいの?
5 : 値段の高い補聴器ほど高性能でよく聞こえるの?
6 : 補聴器は雑音が多く、やかましいと言われるが?
7 : 補聴器を使用しても、うまく聞き取れないと言われるが?
8 : 言葉が、はっきり聞き取れないが?
9 : 補聴器を使うと、よけいに聞こえが悪くなると言われるが?
10: どっちの耳につけるの?片耳だけでいいの?
11: 使うのは、自分が必要な時だけでいいの?
12: 何年くらいもつの?
13: 電池がいるの?電池はどれくらいもつの?充電式は無いの?
14: 補聴器はどこで購入(相談)すればいいの?
15: 補聴器を購入する時、補助金が出るの?
16: 新聞等の通信販売で、とても安く売っているが?
17: 他店で購入した補聴器でも調整は出来るの?
18: スマートフォンと無線接続(通信)できる補聴器があるの?


その他の質問は「こちらのページ」をどうぞ。


1 :補聴器を使うと、本当に良く聞こえるの?
補聴器を使用すると現状の聞こえより、よく聞こえることは間違いありません。
しかし、耳そのものを治すわけではありません。視力が低下してメガネを掛けるのと同じです。

補聴器を使ってどこまで聞こえるようになるかは、個人個人聞こえの程度と障害の部位が違いますので、一概には言えません。
補聴器を使えば 健聴者とほとんど変わらないくらい聞き取れる方もいれば、どんなに高性能な補聴器を使っても、あまり効果が得られない方もいらっしゃいます。

はじめに書いたように、多かれ少なかれ聞こえが向上する事は間違いありません。現状の聞こえと、補聴器装用後の聞こえを正確に比較すれば補聴器の効果がよくわかると思います。

しかし補聴器に対する評価は人それぞれ。「使って良かった!」と感じるもいれば、「これでは補聴器なんてダメだ、役に立たない…」と感じる方もいらっしゃいます。
それは
補聴器の効果が、ご自身で納得いく程度なのかで補聴器に対する評価が違ってくると思います。
個人個人の効果のとらえ方で、評価は変わってきます。
たとえば、仮に耳が遠くなって5割しか聞き取れない方が、補聴器を装用して、8割まで聞き取れるようになったとします。
この方が
「8割まで聞こえるようになって良かった!」と考えるか、「8割にしかならないのか。完璧にならないのなら価値がない」と考えるかの違いで、補聴器に対する評価が変わってきますよね。

繰り返しますが、耳そのものを元に戻す事は出来ません。若いときのようにはなりませんが、補聴器を使用すれば多かれ少なかれ現状の聞こえより向上する事は、間違い無いと考えております。




2 :補聴器っていくらぐらいするの?

当店では、基本的には1台(片耳分)¥36,000−〜¥135,000−までで、ご用意しております。充電式補聴器をお求めの場合はもう少し高額になります。
国内外12社、300種類以上の補聴器を取り扱っております。
そして、もっと高額な補聴器はいくらでもありますが、
補聴器は「値段が高い=よく聞こえる」ではありません
このことは他の質問の回答に中にもたくさん出てきますので、当サイトを熟読頂ければ、ご理解いただけるはずです。
したがって当店では一部の特殊な補聴器をのぞき、
これ以上高額な補聴器をお勧めすることはありません。ご安心ください。



3:どんな形があるの? 特徴は?

基本的には3種類です。

@耳あな型 : 耳のくぼみに収めるタイプ
¥88,000〜¥135,000− (最高出力タイプ2万円増)
写真の通り3種類の大きさの補聴器があります


〇耳の窪みに入るので、目立ちにくい。
〇 オーダーメイドで、耳の形に合わせて製作します。
〇耳にぴったりフィットし、落下の心配もほとんどありません。小さく頼りなく見えますが本当に落ちません。また装用感も一番楽な補聴器と言えるでしょう
〇 補聴器全体が耳の窪みの中に入るので、邪魔になりません。
〇補聴器本体が耳の中心にあるので、耳たぶによる集音効果を得られます。(耳掛型やポケット型では不可能)
〇 補聴器から出た音や声が耳の穴に直接入り、スピーカーと鼓膜の距離が近いので音のひずみやズレが少なく、上記の集音効果もあり音質としては一番理想的で、健常者の音質に一番近い補聴器と言えるでしょう
△ もっと安価な既製品も存在しますが、個人の耳の形にフィットしないので、当店では販売致しません。

充電式耳あな型補聴器
¥155,000−(充電器¥15,000−)
電池交換の手間がありません。



A耳かけ型 :耳たぶの上にひっかけるタイプ
¥48,000〜¥135,000−
写真の通り大きさの違う補聴器やカラフルな物があります。耳かけ型のみ充電式もあります。

〇大きさや種類、価格も豊富。たくさんの種類の中から選択できます。
△耳の上に乗せるので場合によっては邪魔になる事が有ります。特にメガネ、マスクと併用される方は落とさないように注意が必要です。
〇機種によってはBlootoothを内蔵、スマートフォンと無線接続できる補聴器もあります。

充電式耳かけ型補聴器
¥135,000−(充電器¥11,000−)
電池交換の手間がありません。


B箱型(ポケット型) : 本体はポケットに入れたり、首からぶら下げたりし、コードとイヤホンで聞くタイプ
¥40,000〜¥55,000−

〇 補聴器としては一番お手頃価格です。
〇 補聴器本体が大きいので、スイッチ、ボリュームの操作が簡単で扱いやすいです。紛失の心配も少ないです。
〇補聴器本体を手に持って、話し相手の方向に向けることによって、より聞き取りやすくなります。
〇イヤホンコードが2本に分かれたもの
(別売り)があり、1台の補聴器で両耳を使って聞くことが可能です
・ 電池が大きいので、一個の電池で約2ヶ月使用できます(単三電池)
〇高齢者の介護用補聴器としてもおすすめです。
△体を動かすと補聴器も動いてしまい「ガサガサ」と、服とこすれる音が聞こえます。
△イヤホンコードが手や物にひっかかってしまう事があります。



4:どんな補聴器がいいの?


基本は、「装用者の聞こえ具合(聴力)、使用目的、使用環境に見合った物で、使いやすい」ものが一番です。
以下に具体的に説明しますので参考にして下さい。

聞こえ具合(聴力)に合った性能の補聴器を選ぶには、信頼のおける認定補聴器専門店の認定補聴器技能者にお任せください。
いくらカタログや広告を見ても、なかなか理解できるものではありませんし、たくさんの情報の中から選ぶこともで難しいと思います。
他の質問の回答にもよく出てきますが、
高価な物が「いい補聴器」でもありません。
また、補聴器を使っておられる方がこの補聴器はいいと言っても、同じ物を 誰がつけても合う物でもありません。
機種選びは、専門知識を持った認定補聴器技能者に任せてしまうのが一番だと思います。

使用目的、使用環境とは、どのような場所で補聴器を使いたいかです。
例えば、「家の中で座って テレビの声と家族の声が聞こえたらいいな。」なら、ポケット形補聴器でも十分お役に立つと思います。
日常的に外出される方やお仕事をされている方は、ポケット形では大きく、コードが邪魔になることが多いです。耳かけ型や耳あな型の方か快適かと思います。

補聴器の形を選ぶ際は、実際に手にとって試してからご判断ください。
外見や価格で判断すると失敗のもとです。下記のことを参考にお試しの上、
必ずご自分で判断してください。
@耳へのつけ外しはできそうか。
A電池の入れ替えは自分でできるか。
Bスイッチ、ボリュームの操作はできるか。

この3点がご自分で出来るかどうか、よく試してみて下さい。

もしボリューム操作が難しいようであれば、ボリューム調整が自動になった「全自動式補聴器」もあります。
この「どんな補聴器がいいの」という質問には、まだまだ書ききれないほどたくさんの説明があります。
大切なのは、外見やお値段だけで選ぶのではなく、
「自分が使いこなせる補聴器」を選んでください。
どんなに高性能な物でも、どんなにかっこいい物でも、使いこなせなければ役に立ちません。

ご質問があれば、何なりとお問い合わせください。



5:値段の高い補聴器ほど高性能でよく聞こえるの?


確かに値段の高い物にはそれなりの理由があり、高性能な補聴器と言えるでしょう。
しかし他の回答にも書いておりますが「価格が高いほどよく聞こえる」わけではありません。

では、補聴器における高性能とはどういう事かといいますと、
@声や音をどれだけ増幅できるか(利得)
A声や音をどこまで大きくできるか(最大出力)
B音質や出力の調整の精度、範囲、効果
C音量調節
(上記利得)の自動調整の精度、範囲、効果
D人間の声と、それ以外の音を区別する精度、効果
Eハウリング音(ピーピー音)の自動抑制の精度、効果
Fリモコン、テレビ、携帯電話などの外部機器と接続可能かどうか

上記が主な性能比較です。

ご注意頂きたいのは、言葉の鮮明度、明瞭度を改善することは出来ないということです。残念ですが、
どんなに高性能な高価な補聴器でも人の声そのものを変えることはできません
例えば、早口は早口のまま、ボソボソ声はボソボソ声のままです。
はっきり聞き取れるかどうかは、話し相手のしゃべり方、発音のしかたによります。
ただ、高性能な高価な補聴器とは全体的に「静かで騒音が少ない補聴器」であることは、間違いありません。

装用者にとって、使いやすい、聞き心地のいい物が、「良い補聴器」であると私は思います。



6:補聴器は雑音が多く、やかましいと言われるが?


よく耳にする話しだと思いますが、よ〜く考えてみて下さい。
基本的に、補聴器は故障でないかぎり、何の雑音も出しません。
ではなぜ「雑音が多い」「雑音がやかましい」と言われるか。

補聴器を装用される方は耳が遠くなった方や聴力が低下した方です。
耳が遠くなるという事は、人の話し声が聞こえにくくなってくるのと同じく、
身の周りのすべての物音(例えば、自分の足音、水道の音、新聞をめくる 音、台所で料理している音、車の騒音、風の音、雨の音など、 書ききれないほど沢山の音があります)も聞こえにくくなってきますよね。
人の声だけが、聞こえにくくなるわけではありません。

補聴器を使ってよく聞こえるようにするわけですから、人の声はもちろん、身の周りのすべての物音も、今まで以上に聞こえるようになります。
自分が聞きたい人の声は、「雑音」ではないが、それ以外の音や声はすべて「雑音」と、つい感じてしまうわけです。

今まで耳が遠い分だけ、静かな世界で生活していた方が、補聴器を着けた瞬間から、今まで以上に身の周りのすべての物音が聞こえてくる、にぎやかな世界に戻ってきたわけです。
補聴器がそういう音を出してるわけではなく、今まで聞こえていなかった物音が聞こえるようになっただけです。音は目に見えませんから、こういう勘違いをしてしまいがちです。

ただし、補聴器が耳の聞こえ具合(聴力)に合ったもの、適切に調整されたものでないと、人の声も周りの物音も健聴者と同じレベルにはなりません。
適切に調整されていない補聴器をつけると、「やかましい」「頭が痛い」と感じることが多いでしょう。

また、「雑音だけが大きく聞こえて、肝心の言葉がよく聞こえない!」と言われる方もいらっしゃいますが、実際 補聴器はそんな器用な事は出来ません。
雑音と人の言葉を聞き分けて、人の声は大きくしないで、雑音だけを大きくするというようなことは、ありえないことです。
そう感じる場合は、耳の聞こえ具合(聴力)と補聴器の性能が合っていないか、または、適切な調整が出来ていないかです。
あるいは、相手の声は聞こえているけれど、内容が聞き取れていない場合も多いです。

聞こえを上げれば、人の声も、周りの騒音も、大きく聞こえます。
聞こえを下げれば、人の声も、周りの騒音も、小さくなります。


やかましいと感じる時は、やかましくなくなるまで音量を下げないといけません。
あたりまえのことですが健聴者も毎日さまざまな雑音、騒音の中で生活をしています。
防音室のような、何の騒音も雑音も聞こえてこない静かな場所に行けば、本当に補聴器からも何の雑音も出ていない事がよく分かるはずです。
確かめてみてください。



7:補聴器を使用しても、うまく聞き取れないと言われるが?


これもよく聞く話しですね。
他の質問の回答にも書きましたが、補聴器は残念ながら耳を治すことはできませんし、若いときのように戻すこともできません。
補聴器は、声や音を聞き取りやすく増幅し、聞こえのお手伝いをする機械です。
では、補聴器を使ってどこまで聞こえるようになるかと言われますと、これも個人個人聞こえの程度と障害の部分が違いますので、一概には言えません。
補聴器を使って健聴者とほとんど変わらないくらいまで、聞き取れる方もいれば、どんなに高性能な補聴器を使用しても、あまり効果が現れない方もいます。
うまく聞き取れるか、聞き取れないかは、話す相手によっても大きく左右されます。

絶対に間違ってはいけないことですが、
言葉がはっきり聞き取れるということは「話し相手がはっきり発音してくれてこそ、はっきり聞き取れる」のであって、 耳そのものや補聴器が、はっきり聞かせてくれるのではありません。

このことはもちろん健聴者も同じです。
逆にいいますと、どんな耳のいい人でも、どんな高性能な高価な補聴器を使っても、話し相手がはっきり話して(発音して)くれないかぎり、はっきりと聞き取る事はできません。

早口やボソボソ声でしゃべる方のお話しは、とくに聞き取りにくいものですが、これも耳の良し悪しに関わらず皆同じことです。
早口をゆっくり聞かせてくれる補聴器やボソボソ声ガラガラ声をきれいな声に聞かせてくれる補聴器は、残念ながらどこにもありません。
どうしても聞き取りにくい時は、ゆっくり、はっきり話していただくように、お願いしてください。
残念ながら今のところは、これしか方法はありません。

しかし、補聴器を使用することによって、多かれ少なかれ聞き取りが向上する事は間違いありませんので、現状の聞こえ具合と、補聴器装用後の聞こえ具合を正確に測定し、聞き比べれば補聴器の効果が良く分かると思います。

自分が補聴器を使って、どこまで聞こえるようになるのか。ご自身の耳の限界、補聴器の限界をよく理解したうえで補聴器を使用すれば、とても値打ちがあり、皆様のお役に立つ物だと思います。
補聴器をよく理解し、使いこなせれば、体の一部のように快適に過ごすことができるでしょう。



8:言葉がはっきり聞き取れないが?

内容はひとつ前の質問と同じことになりますが、大変重要なことなのでもう一度書きます。
お耳の聞こえ具合に適正に調整された補聴器を装用し、そして音量調節も正しく適切な状態であることを前提にしておきます。

言葉がはっきり聞こえるかどうかは、すべて話し相手によります。
「はっきり聞こえるということは、話し相手がはっきり発音してくれて、はじめてはっきり聞き取れる」
「話し相手が、はっきりしゃべってくれない限り、はっきりとは聞こえてきません」
これは、補聴器装用者も健聴者も、みな同じです。

そして言葉がはっきり聞き取れないから音量を大きくする、という方が多いようですが 音量をを大きくする事(大きな声)と、言葉がはっきり聞こえるのとは、別の問題です、くれぐれもご注意ください。

音量(ボリューム)は「大きすぎず、小さすぎず」これが一番聞き取りやすいはずです。
大きくしすぎると、かえって聞き取りにくくなりますので、この点も勘違いしないようにしてください。
聞き取りにくいときは、大きな声ではなく、ゆっくり、はっきり話していただくことです。 残念ながら今のところ、この方法しか解決の道はありません。



9:補聴器を使うと、よけいに聞こえが悪くなると言われるが?


耳の聞こえ具合(聴力)に対して必要以上に大きく強い音を聞き続けていると聞こえが悪くなることがあると思われます。
また、大きな物音が耳や頭にガンガンと響くくらい、音を大きく設定された補聴器を使い続けることも、耳のためには良くないことです。

したがって、
耳の聞こえ(聴力)に合った、適切に調整された補聴器を装用し(購入し)、そしてご自分での音量調整は大きくしすぎないよう注意しなければなりません。

しかし耳にしても、例えば目にしても、年齢とともに低下する場合がほとんどです。 年と共に良くなっていった!いう方は残念ながら、まずいらっしゃいません。
したがって、補聴器を使っても、使わなくても、ある程度の年齢になってくると徐々に聞こえは低下していくものと思ってください。
もちろん個人差はありますが、多かれ少なかれ、低下していく方がほとんどです。

ただ、メガネも補聴器も、はめていると楽に見えますし、聞こえますので、はずした直後は「あれっ、こんなに悪かったかな?」と不安に思うことはあるでしょう。実際に悪化しているかとは別問題と思われます。



10:どっちの耳につけるの?片耳だけでいいの?


その方の聞こえ具合(聴力)によって変わります。
・片耳だけ聞きにくい (一方の耳は正常、もしくは正常に近い聞こえ) のであれば、聞き取りにくい耳に。
・両耳とも聞きにくいのであれば、両耳に使用する。
が基本となります。

補聴器はどんな高性能であっても、1台で両耳の働きはしません。
健聴者の方でも、片耳に指などでフタをしますと、聞こえにくくなるものですね。
また、聞こえにくいまま長期間放置すると、聞き取り能力が衰えてくるともいわれています。
少しでも聞き取りをよくしたいと思うなら、両耳に補聴器を装用すべきです。

しかし、どうしても片耳しか購入したくない、購入できない場合は、信頼のおける認定補聴器専門店の認定技能者とよく相談し、どちらの耳に使用したほうがより効果的なのかを確かめ、決めてください。



11:使うのは、自分が必要な時だけでいいの?


本は、朝から夜まで、ずーっと着けておくものです。
ただし、お風呂や顔を洗うときなどは、外してください。 補聴器は精密機器なので、水はもちろん湿気に弱いです。ご注意ください。

補聴器は、人の話を聞くために使用するものです。
いつなんどき話し掛けられるか、いつ誰に出会うかわかりません。

いつ誰が話しかけてきてもいいように、常に補聴器を着けておいてください。。
とはいえ、初心者さんが一日中着けておくのもなかなか大変かと思います。
初めは、今日は10分だけ着けよう、明日は20分着けよう、明後日は30分着けよう、次は1時間がんばろう・・・・・ というように、徐々に時間を長くし、補聴器を耳に着けることに慣れていってください。

また、耳や脳にとっても様々な音を聞き、会話をすることは良いとされています。「健康のため」と思って、できるだけ着けておきましょう。



12:何年くらいもつの?

これも一概には言えませんが、早い方で2〜3年、長く保っても7〜8年程度と思ってください。
平均的には5年前後といえるでしょう。

使用時間、使用環境、汗や耳垢の量や質、日ごろの手入れなど、様々な要因で寿命は変わってきます。
そして、値段の高い安いにも関係はありませんので、お間違いなく。 高価なものを購入したから、寿命が長いとは限りません。

補聴器の形でいいますと、
箱型(ポケット型)が、一番寿命が長いと言われております。
補聴器本体をポケットや服の中に入れますので、汗にはほとんど影響されず、耳垢が本体に入ることもなく、ほこりもつきにくいためです。
ただし、イヤホンのコードは、断線することがありますので、コードだけは消耗品と思ってください。

耳あな型は汗にはある程度強いですが、耳垢が内部に侵入することによって故障が起こりやすいです。

耳かけ型は、耳垢は侵入しにくいですが、汗には弱く、汗の侵入によって故障が起こりやすいです。

正直に申し上げると、寿命に関しては、なんともいえません。先のことは、わかりません…
また、修理をするときも同じことが言えます。
故障が起こってお金をかけて修理をしたとしても、あと何年持つのかは、なんとも言えません。
当店では、保証期間内か、修理費用が高額になるほど内部にダメージを受けているのか、見積りをとったうえで、修理か新調かご判断いただいています。



13:電池がいるの?電池はどれくらいもつの?充電式は無いの?


補聴器には電池式と充電式があります。

電池の寿命に関しては、補聴器の形でずいぶん違いがあります。
仮に一日に10時間程度、毎日使用して、就寝時は電源を止めておいたとします。
一般的な耳掛け式が2週間くらいで、小さな補聴器になればなるほど電池寿命は短くなり、4〜5日というような補聴器もあります。
一番長く持つのがポケット形補聴器で、2ヶ月前後くらいです。
補聴器を購入する際は、この電池寿命も補聴器選びの参考にしてください。

充電式は使い終わったら専用の充電器に乗せるだけで、くりかえし使用できます。 電池交換の手間と電池の費用が不要ですので、最近人気が出てきております。 耳かけ型と耳あな型があります。


ちなみに、電池の価格ですが、ポケット形補聴器は、単三乾電池、もしくは単四乾電池を使用しまので安価です。
耳穴形と耳掛形(めがね形も含む)は、補聴器専用のボタン型空気電池を使用し、6個入りが1パック、定価が1パック1200円 です。
当店では、店頭およびインターネット価格として、1パック500円で販売しております。
ぜひご利用くださいませ。


14:補聴器はどこで購入(相談)すればいいの?


安心できるのは「認定補聴器専門店」です。
認定補聴器専門店とは、
「補聴器を利用して、日常生活に聴力リハビリテーションをしようとする方、及びその家族に対して適切なカウンセリングとアドバイスを行って補聴器を供給し、そのケアが実施できる店として、 店舗の専門的設備や人的資格要件(認定補聴器技能者)、その他について、一定基準を満たす店を全国補聴器専門店認定協会が認定したもの」です。
この認定補聴器専門店には、資格を有した認定補聴器技能者が常駐しています。

認定補聴器専門店は平成27年4月1日現在で、全国に692店あり認定補聴器技能者は平成26年8月現在2691名います。
もちろん、当店もこの認定補聴器専門店に認定され、私自身も認定補聴器技能者に合格しております。

どこにあるのかわからない方は、ご連絡いただければ、お近くの認定店を紹介させていただきます。

補聴器のことは、このロゴのある「認定補聴器専門店」の「認定補聴器技能者」に、ご相談ください。



15:補聴器を購入する時、補助金が出るの?


聴覚障害で身体障害者手帳の交付を受けている方には、役所が補聴器購入費用を負担してくれます。
だた、負担してくれる金額から差額を自分で支払って、別の補聴器を購入することも可能です。

上記手帳をお持ちでない方は残念ながらすべて実費となります。
身体障害者手帳については、「その他の質問」で詳しく書いております。



16:新聞等の通信販売で、とても安く売っているが?


補聴器は装用者の耳の形や聞こえ具合に合わせて正しく調整し、使い方を理解し、正しく使用しないと効果を得にくい物です。
新聞等の通信販売の物は、耳に合わせてくれませんし、調節してくれるわけでもありません。
また、使い方も一応説明書はあるようですが、教えてくれるわけではありません。困った事や修理をしないといけない時にも、どこに持っていけばいいのかわかりません。
当店でもよく、新聞等の通信販売で購入された物を持参され「うまく聞こえない」「うまく使えない」「どうもおかしい」等、ご相談に来られますが、どうしようも出来ない事が、ほとんどです。

だから、値段も安いのだと思います。

認定補聴器専門店、認定補聴器技能者としては、購入後に責任を持って調整や修理ができないものは販売できませんし、おすすめできません。
したがって、そういう新聞等の通信販売で販売されております「補聴器のような物」と、専門店で販売される「補聴器」とは、見た目も聞こえも、まったく違う物です。

どうか広告に迷わされず、補聴器のプロである認定補聴器専門店の認定補聴器技能者を信じて、補聴器のことはどうぞ我々にお任せください。



17:他店で購入した補聴器でも調整は出来るの?

補聴器専門店であれば再調整や合わせなおしは他店でお買い上げの補聴器でも可能なはずです。
当店でも可能ですので、補聴器でお困りのことがあれば、何なりとお申し付けください。
最近の補聴器は調整がかなり複雑になっております。
調整のしかた次第で、同じ補聴器でも聞こえ具合はずいぶん変わるものです。
「認定補聴器専門店」の「認定補聴器技能者」の知識と経験、技術をお確かめください。



18:スマートフォンと無線接続(通信)できる補聴器があるの?


無線(Bluetooth)で接続し、無線イヤホンと同じような機能が内蔵された補聴器があります。
スマートフォンの電話の呼び出し音や音声、音楽や動画の音声等が補聴器から聞こえてきます。
アプリをインストールすれば補聴器の音量と、多少の音質もご自分で調整可能です。
簡単に言いますと無線(Bluetooth)イヤホンと補聴器が合体したとお考え下さい。
詳しくは当店でご相談くださいませ。

藤田ヒヤリングセンター藤田ヒヤリングセンター

〒596-0825
大阪府岸和田市土生町2丁目8−24
TEL:072-422-4600
FAX:072-422-4600
受付時間:AM10:00~PM5:00
(PM5時以降は予約にて承ります)
定休日:毎週 火曜日
・クレジットカード
・QR決済 対応